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ディープ・リムズ
思いがけず超大径ホイールに触れましたが、個人的には15インチまでのディープリムホイールが好みですこういうのですね14J以上に対応し、オフセットも自由に決めてくれというホイールメーカーを見つけると嬉しくなりますが、海外ではそういうオーダーを単品で受けてくれるところがけっこうあります13-20インチ、16Jまで、4/5/センターロック、オフセットやPCDは柔軟に対応、ペイント、アルマイト、ポリッシュな...
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プリンドル・シフター
スポーツカーの2ペダル化がどんどん進んでいます誰でも乗れる上、安定して速いので採用されるのは当然のことでしょうねちなみにティプトロニック(ポルシェ)やステップトロニック(BMW)の様なMTっぽく操作出来るATのことをアメリカのスラングではビッチ・スティック(直訳:雌犬の棒)と呼びますAT車、ATのスポーツカー、ATをMTのようにシフトする行為、AT車オーナーを指すスラングもそれぞれあり、今日のタイト...
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グルジェウ・X15
ブラジルの現地メーカー、グルジェウにざっと触れた前回今回はブラジル産の最高傑作と僕が勝手に評価するX15について無駄に熱く語りたいと思いますメーカー紹介はぶっちゃけこの15系の為と言っても過言ではないですX15のデザインの特徴は火星探査ロボットのような奇妙なボクシーさドアの形状、スプリットフロントウインドー、リアの独特の処理など、世界の流行りなど無視のX15ワールドを展開他のグルジェウ車もけっこう...
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グルジェウ・モトーリス
日本から地理的に最も遠い国のひとつ、ブラジル愛知県には国内最大の5万人のブラジル系住人が住んでいて、僕は個人的にかなり親近感があります知る人ぞ知る保見団地も気楽に行ける距離にあり、周辺のブラジル食材店は毎月訪れるお気に入りスポットブラジル人エリアに入ると綺麗とは言えない改造車が多くなるのですぐにわかる外国人が多いという北関東にも似た雰囲気のところがあるんじゃないでしょうかブラジルは国土面積が世界で...
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カーズ・オン・フィルム
ある自動車評論家の方が書いたスポーツカーの定義3つがこうでしたコーナリングが楽しい、デザインがスポーティ、そして周囲のヒンシュクを買う定義は人ぞれぞれで良いと思いますが、スポーツカーで顰蹙って日本はともかく海外ではあまりないんですよねただ、スポーツカー/スーパーカーだけでなく、カスタムカー/改造車に対するイメージまで世界的に大きく変わってきたのは間違いない以前ならたくさんの改造車を登場させる映画が...
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スペクテイター・ドラッグ
ノープレップ・ドラッグ以上の異端のレースイベント、スペクテイター・ドラッグルールは至って簡単2台の車両がスタンディングスタート、オーバルコース1周をどちらが速く走りきるかドラッグという言葉の由来はスタンディングスタートの競争にあるので、オーバルでもドラッグだろう、という解釈1960~70年代にも流行ったことがあり、数年前からリバイバルしています既に全米のいくつかのレーストラックが積極的に門戸を開放...
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オーグル・キャブレター
100MPGというアメリカのドライバーには夢の数字MPGとは1ガロンのガソリンで何マイル走れるかという指標で、100MPGを我々に分かりやすく換算すると約42.5キロ/1リッターになります現行ヤリス・ハイブリッドは公表値36キロ(84MPG)なので、日本車の燃費性能は非常に良いと言えます100MPGを達成したと主張する個人発明家が自動車の普及に伴なって次々と現れましたEPA(米国環境保護庁)による...
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ターボリック
機能を追求した製品が結果的に優れたデザインになることは良くあるとされていますそれは本当に良いデザインにまとまっていわゆる機能美に到達するのか、それともいかにも機能が高そうな形状に経験や予備知識のある者が勝手に良い感情を持つだけなのか伝説的なデザインにも酷い部分はありますクルマに興味がなくて全く違うものに美を感じる人、例えば盆栽マニアの人にH断面コンロッドとかウェーバー55Φとか見せても間違いなく冷...
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エド・イスケンデリアン
アフターマーケットパーツの世界におけるレジェンドとしてこの方に触れないわけにはいかないですねエド・イスケンデリアンイスキーのニックネームで呼ばれますイスキー・レーシング・カムズの創設者であり、カムグラインダーやエンジンパーツメーカーのイメージを大きく変えた人物また、生粋のホットロッダーであり、ドライレイク・レーサーとしても名を馳せた生きる伝説です今年の7月に103歳になる彼の足取りを紹介しておきま...
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フェイリング・サン
EVに対して否定的な声が先進国で最も顕著なガラパゴス国家、日本こんな空気になった理由はいくつもあるのですが、EVに10年乗っている身として以前から思うところがあります日本車の電動化をリードする日産リーフは何年間も世界一売れていたEVでしたこのリーフというモデル、2つの大きな間違いを犯しています醜悪(初代)、凡庸(2代目)なデザインと前輪駆動(FWD)であることですデザインに関してはあのジュークを作...
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ノープレップ・レーシング
ドラッグレースにおけるパンクムーブメント、それとも単なる異端なのか近年、ドラッグレースマニアの注目を浴びるノープレップ・レーシング(No Prep Racing)ノープレップとは「準備していない」という意味で、ドラッグレーシングにおいてはグリップを高める路面の準備、いわゆるトラックプレップをしていない状態を示しますラバーコンパウンドとグルーを路面に施工するトラックプレップは以下の動画で良く分かりますプレップ済み...
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メンデオーラ
キットカーの世界では良く知られているのですが、日本ではなかなか紹介されないので触れておきますメンデオーラ・トランスアクスルミッドシップ用トランスミッションのアメリカでは老舗メーカーで、RCR (レースカーレプリカズ) やFFR (ファクトリーファイブレーシング) といった大物キットカーメーカーと共同で開発をしたと言われています彼らのサイトには5速のHパターンとシーケンシャルの2種類だけが紹介されていますが、25...
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スピロス・パノプーロス
ハードチューニングの新次元を開拓するギリシャの雄、エクストリーム・チューナーズSNSもサイトも更新をストップして3年以上が経過します彼らのリーダーって誰だったかな、と調べてみると希臘(ギリシャ)人らしい難解な名前Spyros Panopoulos スピロス・パノプーロス彼はSPA(Spyros Panopoulos Automotive)という新しい会社を作り、そちらでの活動に専念している様子多分、エクストリーム・チューナーズからSPAにブラ...
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エクストリーム・チューナーズ
1999年にギリシャで創業したエクストリーム・チューナーズ彼らのサイトを見てもらうと分かりますが、エンジンの構成パーツ、補器類共に世界の最先端じゃないのかというほど洗練され、非常に美しいオリジナルプロダクトのオンパレードチューニングの世界に桃源郷があるならば、彼らのパーツは神器として並べられるのでは10数年前、三菱4G63でとんでもないパワーを出すチューナーがギリシャに現れたというニュースが僕の中...
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ロシアン・ルーレット
前回を読んでいない人はこれが何なのかまず分からないと思いますが、待つこと5週間、クリスマス直前に合わせたかのようにモルドバという小国から届きましたちなみにAliExpressに大量に出品されている現代のフィジェットスピナーは回転しながら羽根が開いたり、非常に緻密な細工がされていて、僕の手元にあるビンテージなガラクタとは別次元にありますとは言っても、僕に届いたこれはただの暇つぶしの玩具ではなく、ガソリン給油時...