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サーブ・キャンパーバン

ノスタルジック・ワゴンの続きです

まずはこのマヌケな ホノボノとした姿をご覧ください

sportstugor_bio_1239149l.jpg

赤い方が95HK、水色が92Hと呼ばれる世界でも最初期のキャンパーバン

日本で紹介されるのは初めてかも知れません


 9295run.jpg

メーカーによって大量生産されることなく、この2台のプロトタイプしか存在しません
これらを作ったのはスウェーデン人のトルステン・ヨハンソン
ABカーサービスのオーナーであり、天才的な閃きを持つ人物

彼の情熱と失望のストーリーに軽く触れてみましょう

1963年、彼は以前から温めていたアイデアを息子のアンダースと共に形にします
「牽引の必要がないキャンパー」

それがこの92H

 92Hup.jpg

サーブ92からエンジンや駆動系をそのまま流用
木製の軽量ボディでドアは左側に1枚だけ、764ccの2ストエンジンはわずか28馬力
FFの特徴を活かし、フラットフロアの広い車内空間を持つ極めて異色なモデルでした
しかし安全性などの問題でケチがついて車検が取れなかった為、
トルステンは92Hをハンターの休憩所として森に放置

翌年、トルステンはサーブ95をベースにした95HKを製作
今度は1.5リッター、55馬力のV型4気筒2ストエンジンで、
ボディはルーフに丸みを帯びた完成度の高いものでした
ドアは92Hとは逆の右側に1枚だけ
サーブ96ボルボ・アマゾンのグリルを組み合わせています

 saab51.jpg

サイズは全長4750x全幅200x全高225、車重1050キロ

現行ハイエースのハイルーフ、ワイドボディの全幅を12センチ広げた程度、
もしくはハマーH3と同じくらい
木製だけあって、重量が異様に軽いですね

 95HKbrosure.jpg

95HKにはサーブが興味を持ち、量産化の話が持ち上がったのですが、
自社製のキャンパー"サーボ"の売上に影響が及ぶと判断してあっさり撤退
これに失望したトルステンはキャンパーバンの製作を諦めてしまいました

サーブ93に牽引されるサーボ(SaabO)

 SAABO.jpg

その後、95HKはコレクターの手に渡って比較的良いコンディションを保ち、
92Hは深い森の中から朽ちかけた状態で40年ぶりに救出されました

 92Hpickupinwoods.jpg

2009年までに2台とも完璧にレストアされ、今は同じコレクターの元にあります
しかも複雑な手続きを踏んで車検も取得済み

 9295woodinterior.jpg

95HKは90キロくらい出るそうですよ

 9295run2.jpg

いずれはスウェーデンの自動車歴史ミュージアム行きになることでしょう 

+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++

サーブ・キャンパーバン

木製ボディを作りなおす前の92Hが走ってます
2ストうるさい(笑)
関連動画に2台の元気な姿やレストアの様子がありますよ!

(画面右下のYouTubeロゴをクリックすると別画面で開きます)

  

サーブ9-3ビゲン、パイクスピーク

2002年、850馬力、4WD
スウェーデン出身のWRCラリードライバー、パー・エクルンドが操縦
サーブは意外にレースにも前向きでした
一時期は倒産の危機だったので今はそんな余裕はありませんけどね

  



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