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リビエラ・ロードトリップ

移りゆく景色、偶然の出会い、2度と行けない場所

ロードトリップの後にはたくさんの思い出が残ります

いつも英語圏から出ず、自分の得意なフィールド内を旅していたのですが、
2008年10月31日、気付けばすでに7年も前、
初めて言葉が通じない国でのロードトリップを決行しました

僕ら3人が選んだ場所はメキシコ

麻薬戦争絡みだけで年間1万人の死者を出す国
大量の貧困層がアメリカンドリームを求めて違法出国する国
豚インフルエンザの発生地として出入国制限された国

危険な噂に満ちたメキシコ


日本人、アメリカ人、色んな人から
「帰って来れないよ」「誘拐される」「高い保険に入っていけ」
なんて脅されました

実際、メキシコには過激な麻薬カルテルがひしめき、警察や軍隊と戦争状態
世界最大のギャングと恐れられるMS-13も強い基盤を持ちます

下は麻薬カルテル"ロス・セタス"が出している非常に有名なリクルート垂れ幕
人事担当者の連絡先入り!

loszetassign.jpg

文章の意味は
「軍人、元軍人の皆さん、うちで働いてみませんか?厚遇でお迎えします」
さらに面白いのは「マルちゃんを出すような扱いはしません」
東洋水産のインスタントラーメン、マルちゃんはメキシコでは
シェア85%の超有名ブランドなんです

堂々と潜む危険と素朴なユーモア
「ああ、メキシコなら普通だな」と後に悟りました

実際に行けばそんなに危ないことはないと予想はしていても、
やはりトラブルは避けたい
そこで、僕らはメキシコ南部~東部2000キロを横断するルートを選びました

アメリカとの国境が近い北部や巨大都市メキシコシティを避けたのと、
オアハカとユカタン半島という魅力的な2地域を走破する為です
このルートなら割と安全なはず・・・

さて、セントレアを出た飛行機はまずはロサンゼルスへ
メキシコシティを経由し、オアハカを目指します

最初のハプニングはメキシコシティ空港で起きました

「オアハカまでの座席はキャンセル待ちなので待機していてください」
すべて予約しておいたのに・・・これか
結局はフライト10分前、何事もなかったかのように呼ばれ、搭乗することが出来ました

・・・が、今度は僕らの席にメキシコ人が座っています
目が合ったメキシカンが指さす先を見ると後ろの座席はみんなガラガラ
あのキャンセル待ちは一体・・・

とにかく無事にオアハカに到着、ここまで22時間かかりました

オアハカは街ごと世界遺産になっている歴史ある都市
翌日から始まる「死者の日」の空気が溢れていました

scullsoaxaca.jpg diademuertos.jpg

アステカなど3部族の文化が混合し、この街だけの雰囲気は魅力的
高山都市でわりと涼しいんですが、困ったことにホテルのシャワーは冷水
まるで滝行のようなシャワーを毎日繰り返すことになりました

さて、3日目の早朝

居心地の良かったオアハカを後にし、脱出ポイントであるカンクンまで
2000キロのロードトリップがスタート
毎日500キロ平均で移動すればフライトには間に合います

僕らの車は現地生産の日産・ツル(鶴)、下の画像の右のタクシーと同じモデル
懐かしいサニーですね
メキシコのタクシーはほとんどがツルで、グレード名にゲイシャ(芸者)とか
書いてあったりします

tsurutaxioaxaca_s.jpg

サボテンだらけの荒野を抜け、渓流の流れる高山を越え、ついにジャングルに到着
バナナやパパイヤ、ライムがいたるところに生えています
わずか数時間でまるで別の国の景色になって不思議な気分

チョコレートの原料、カカオの実もここが原産地

cacaomexico.jpg

人々は親切で、みんなフレンドリー
アジア人が珍しいらしく、思いっきりジロジロ見られます
手を振ると、無垢なとても良い笑顔を返してくれました

mexicano2008_s.jpg

この国では車高短は絶対に無理!
信号器の代わりにしょっちゅう"トペ"と呼ばれる段差に出くわします
普通の車高のレンタカーでもマフラーが軽く当たることがよくあります
だから街中にラジエター、マフラー、ホイールの修理屋がいっぱい

exhaustrepairoaxaca_s.jpg

ジャングルの中にはマヤ文明の壮大なピラミッドがあります
全部で8000個以上が確認され、今も次々に発見が続いているそう

ruinasjungle.jpg

はっきり言ってどれもが世界遺産に値する素晴らしさですが、
キリがないので有名なピラミッド数個だけが世界遺産に認定されています

uxumal2008.jpg

僕らが見たメキシコは人口の少ない発展の遅れた地域が中心
それでもいくつもの際立った素晴らしさを見つけました

まず、人がいい
いつもニコニコ、人当たり良く、親切、とても素朴
ユカタン半島には今でもマヤ語しか話せない人もたくさんいます

次に食事
ヘルシーで個性的、安くてうまい
豆類が嫌いでなければ日本人には問題なし
虫料理のメッカらしいんですが、僕らは一度も遭遇しませんでした
道端には色んなものを手売りしてる人がいます
どれを食っても飲んでも大丈夫
・・・僕は海外で腹を壊したことが一度もないので参考にならないかも?

sellingonroad.jpg

ピラミッドなどの遺跡
数が多すぎてどれを見るのか選ぶのが大変
そして、どれを選んでも素晴らしい

chenitza2008.jpg

自然の美しさ
甘い香りの漂う神秘的なジャングル
青く透き通り、地下の世界に何キロも続くセノーテ

cenote2008.jpg

手にとった水まで真っ青なカリブ海
ジャングルを超え、ついに到達した時は3人とも大興奮でしたね

tulumcostaazul.jpg

ハワイやタヒチ以上と言われる世界トップクラスのリゾート地、
カンクンについては僕らは印象ゼロです
何たって空港に行っただけで、何も見てませんから
リゾートホテルなんて絶対に利用しないのが僕らのロードトリップ
最後の晩はカンクンの少し西のX-PUHA(クスプハ)という小さなビーチで
1泊1000円のビーチハウスを借りました
道中に拾ったチリ人のヒッチハイカーお勧めのビーチで、
ここではちょっと豪華な食事をしてみました

foodoncosta.jpg

カンクンの空港を飛び立つ時、何とも言えない感銘を感じていました
「必ずまた来よう」とこれほど強く思ったのは初めてです

adiosyucatan_s.jpg

中継地のロサンゼルスに1泊、もの凄く普通に見えてしまいました
あれほど何度も何度も通ったカリフォルニアが色褪せてしまうとは・・・
ユカタン半島恐るべし

holiwood2008.jpg

帰国した時の衝撃も忘れられません
日本がまるでプラスチックで作られたインスタントの世界に見えたのです

次は1ヶ月くらいかけてユカタン半島の隅々まで行ってみたいと思います



この旅行記は某有名旅行誌に写真付きで投稿しようとして
準備していた文章を大幅に短くしたもの
あっと言う間に過ぎてしまった7年間、僕の周りの環境は激変しました
あれからメキシコの大地は踏めずにいます
必ずマスターすると心に決めたスペイン語もまだ発展途上・・・

自分のいる状況、立ち位置をとても歯痒く感じる今日この頃です

+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++

スタントショー、ボローニャ2010

パガーニ・ゾンダの爆音でスタート
その後のスタントがかなり面白いです

(画面右下のYouTubeロゴをクリックすると別画面で開きます)

  



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