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アルミナム・チーター

昨年の夏に書いたビル・トーマス・チーターについて
もっと詳しくなったので追加しておきます

refcheetahgif.gif

知れば知るほど、運命に翻弄された車でした


売れ行きが伸びなかった最大の理由がブサイクな面構えのせい、と
半ば本気で思っていたのですが、当時の記事、現在のフォーラム等を
読むとそういう指摘は全く見当たりません

最大限、マシに見えるフロント写真
refcheetafaceitaly_s.jpg

女性的な美しいラインとか、ジャガーの影響を受けたロングノーズに
ついて触れられるばかり

しかし、走行性能についてはプロトタイプをそのまま売ることになった為に、
明らかな欠点がいくつか記録されています

究極のフロントミッドシップを実現した弊害として、
「エンジン真横まで侵入した足元スペース」が指先のヤケドを引き起こしていた


エキパイの下の空間に足が位置します
refcheetahengine_s.jpg

フレームを構成するパイプが細く、ボディ剛性が足りずハンドリング悪化

ペラペラのガルウイングとフロントカウルがハイスピード時に飛ばされそうになる

refcheetahkit_s.jpg

空力にやや問題があり、フェイスリフトが発生


ところが、フレームに対策を施したレーシングマシンのポテンシャルは非常に高く、
インパクトのあるそのボディデザインと共に親分のGMは問題視
コルベット・グランスポーツの開発を行っていたゾーラ・ダントフらも
チーターをテスト、極めて高く評価していたと言います

GMからの生産停止命令と直後のファクトリー火災

どう考えても怪しいですね(笑)

結局、チーターは20~30台くらいの台数が造られています
数が曖昧なのは諸説あって、どれも確証がないからです

当時のレース風景、車内が熱くなるので屋根なしが好まれました
refcheetahandcobra_s.jpg

2010年、オランダのガレージで謎のチーターが発見されました

1964年頃にアメリカ人兵士が持ち込んだ車両で、
ビル・トーマスからの領収書、車検証、点検記録なども現存
結局ほとんど乗らないまま、40年以上眠っていました

不思議なのはこの車両のボディがアルミだったこと
本来はFRPのチーターには2台のみアルミボディがあったことが分かっています
1号車と2号車がそうで、どちらかはテストコースで全損クラッシュ
もう1台はGMが購入、後にビル・トーマスが買い戻し済み
その他にアルミボディはない・・・
はずですが、オランダの車両は本物のアルミ・チーターでした

現在はコレクターの手に渡ってレストアされてるみたいですね
そのうち雑誌に載るか、クラシックカーのオークションに出てくるでしょう

文句なくカッコいいサイドビュー
refcheetahside_s.jpg

でも変な話で、
「うちのチーターは最初はアルミボディだった」
「出来が悪くて、クレーム対応でFRPボディに変更された」
って証言してる人が他にも数人いるみたいです

レースと車ビジネスから手を引いたビル・トーマスは不動産投資に転向
それ以来、40年以上もチーターについては語らなかったので
いくつかの真実が謎のまま残りました

現在は生前のビル・トーマスからお墨付きを受けた「公式レプリカ」が造られています

予定台数は100台ですが、リーマンショック後は相当苦戦しているらしい
やはり30台くらいまでしか確認されていません

この100台という数字は新旧チーターの前にとってなかなか届かないもの
FIAのホモロゲーション取得に必要な台数です

+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++

スーパー・チーター

ビル・トーマスが買い戻したアルミボディ
スーパー・チーターに改造されるはずでした

(YouTubeロゴをクリックすると別画面で開きます)

  

フェラーリ250GTブレッドバン、見事なスタート

ル・マン・クラシック2008にて

  



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