ダンドラ

ダンドラ、正確にはダウンドラフトキャブレターについて少し

改造用のキャブレターっていうと、日本ではソレックス44/50Φやウェーバー45Φの
イメージが強く、サイドドラフトをイメージすることが多いでしょう
でも実際にはダンドラの方が圧倒的に多く製造されていて、
特にアメリカではホーリーのような4バレルダウンドラフトが主流です
一方、フォードGT40などのレプリカファンの間ではウェーバーのダンドラが
好まれています

V8、V12などのマルチシリンダーでは4連装、6連装なんて派手なことが出来ますね

参考にV8用のセット
webers.jpg


ダンドラの中でも最も有名でシンプルなトップモデルに、48IDAがあります
空冷VW、V8やREの改造にもたくさん使われてきた人気モデルです

しかし48IDAは90年代の半ばに一旦製造が終了してしまいました
約10年後に復活しましたが、ブランクの間にVWチューナーを中心に
いくつかのコピーモデルが製造されました

これらは細かい改良が行われており、更に価格が意外に安い為に
今も一定の人気を保っています
口径が拡大されているモデルが目立ち、最大では62Φなんて巨大なのがあります

これはEMPI製の51Φ
empi51ida.jpg
51IDA2.jpg

この51Φはとても良く出来ていて、プログレッションホールが2→3に増やされたり、
フロート室が拡大されたり、純正48Φを確実に上回る部分がありますね
今後、もっとスムーズに入手出来るルートを開拓するつもりです

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ダンドラネタだったので、REの動画を紹介します
まずは世界的に人気の4ローターの動画
カーグラフィックTVによるMAZDA 787Bの体験走行
世界のレーシングカーの中でもトップクラスの音質だと思います

(YouTubeロゴをクリックすると別画面で開きます)



こちらは3ローターと2ローターの音の違いがとても良くわかる動画



荒々しいアイドル音、鋭く乾いた高回転の高音
REペリはいかにもタダモノじゃない感が良いです



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